記事の紹介〜心を読むということ〜

 

 
私は大学生活と社会人一年目は長崎県で過ごしました。
 
長崎県のサッカーといえば国見高校です。
 
私も2014長崎がんばらんば国体の活動の際、国見高校を卒業した元Jリーガーの指導者の方と1年間、共に過ごさせていただきました。
 
国見高校は厳しいそんなイメージがあります。
 
私もそんなイメージを持っていました。
 
たしかに厳しさはあると思います。しかし、選手はそれを超えていきます。
 
そこが国見高校の凄さなのだと思います。
一般の方が無理だろう厳しすぎるだろうできる選手は少ないだろうと思うことをやってのけます。
 
そして、それを継続します。
 
それくらい「何かに本気で情熱を注ぐ力」が磨かれています。
 
だからこそ大久保選手や徳永選手、渡辺選手など数多くのJリーガーを輩出でき、しかも息の長い選手が多いことにつながっているのかなと感じます。
 
私も若く、戦術があーだこーだと語ることが好きな部類ですが根本である人間的な魅力を持ちたいと常々思います。
 
 
 
 
私も何度あったことがあるのですが、物腰柔らかですが緊張感があり、独特の雰囲気を持った方でした。
 
若い新進気鋭の指導者も魅力的ですが、長い間指導者を続けてこられた方こそ、本質的な部分を教えてくれるのだと思います。
 
お時間のある際に是非、読んでいただけたらと思います。
 

本気を出せるということ

サッカーは週単位でうまくいったり、うまくいかなかったりします。今週うまくいったからといってまたうまくいくとは限りません。もちろん次もうまくいくようにトレーニングするのですが相手との力関係もあり、なかなか思い通りにはいきません。今週はうまくいきはじめているカテゴリと全くうまくいかないカテゴリがはっきりと分かれる状態になりました。
うまくいかない時に事態を好転させたいという想いが湧いてくるチームなのかということが大切です。
 
選手たちからうまくいかなかった時、次から本気を出すという言葉をよく聞きます。
 
え?手を抜いてやってるの?と聞くと、そういうわけではないと言います。
 
120%出すってこと?-そうそう。
 
なるほど。質問なんだけど120%って1回負けたり、失敗したりしないと出せないの?-…
 
少し意地悪ですが、こんな感じのやりとりによくなります。
 
要するに、選手が目の前の万物の事象を「意気込み」で改善できると思っているということです。
 
頑張るぞという意気込みは大切です。
でもそれだけで結果をコントロールできることはほとんどありません。あるとすれば一つです。
 
その前に手抜きをしていて、負けていたり失敗していたりする時です。
 
そしてその手抜きは人前で失敗することが嫌だから、恥ずかしいからと思いやってしまうことが多いように感じます。
 
失敗を恐れて失敗し、手を抜いて成功したとしても、それは相手に起因する要因で成功しているだけで、自分の力は全く向上していないということになってしまいます。
 
どうしてこんな考えになってしまうのかを考えました。
環境がミスや失敗に厳しすぎるのではないかと私は考えました。
 
保護者の方が抱きがちである息子、娘はミスが多いから、失敗をたくさんするから、ミスや失敗を無くしてからゲーム出てほしいという声を聞くことがあります。サッカーでミスや失敗を0に近づけることはできますが、ミスを0にすることはできません。
 
というか、何がミスで、何が失敗なのかと定義することが難しいスポーツです。
 
例えば、パスを止めることができずに相手にとられてしまいました。
 
止めることができなかった選手のミスなのでしょうか。
 
はたまた、パスを出した選手がパスを出すタイミングや利き足を間違って出してしまったのか
パスを止めた選手はうまく止めたと思っていて、相手が奪うのが一枚上手だったのか
 
目に見える一つのプレーだけではミスなのかがわかりにくいのです。
 
ミスがわかりにくい、そして頻発する状況で失敗を減らす、無くすことがプレーするための最良の手なのでしょうか?
 
私はミスが起きた後に何をするか、失敗を受け入れて次の一手を打つことが最良なのではないかと思ったのです。
 
なぜなら、サッカーは体操やフィギュアスケートのような採点競技ではないからです。
試合が終了した時点で得点が多い方が勝ちという得点を競う競技です。
同じミスをした場面にもう一度出会うことはほとんどありません。しかし、別のミスが起きる場面に出会うことは多々あります。
一個のミスを起こさないように対策をあーだこーだやってるとまた別のミスが起きて、それに起きないようにしてまたミスが起きて…といつか追いつかなくなってしまいます。
なので、ミスした後に何をしたらいいのかを学ぶことが大切であると考えています。
 
ミスをしたら減点されてしまい、ミスが結果にほぼ直結する採点競技とは違い、試合中であるならば、そのミスを取り返すチャンスはいくらでもあります。しかも、どれだけミスを犯してても最後に得点を上回ることができれば勝利できるのがサッカーの勝敗のつき方です。
 
また、私の意見ですが、そのミスや失敗により試合が左右されることはあまり無い気がします。
むしろ、ミスが起きたその後のプレーで何をするかが試合を左右することの方が多い気がします。(データを取ってるわけではないので、証拠はありません…感覚です)
 
そうであるならば、ミスが起きたその後のプレーで何をした方がいいのかを学んだ方がいいと思っています。
 
ミスや失敗を許容し、次に何をするかが大切。ミスしたら次の一手を打とう。変化を起こして、次のプレーを良くする事ができるか。
 
その為にはミスを恐れて様子を伺うような手抜きなんてせずに、いつも全力を尽くしてプレーしよう。そこで起きたミスは改善したらいいのだから。というのが私のミスや失敗と思われるプレーをした際の想いです。
 
ミス、失敗が起きた時の改善の方法はトレーニングで学んでいきます。もちろん1人での解決方法、チームでの解決方法のどちらも学びます。
 
人生だって同じだと思います。
 
失敗したと感じてしまい、本気で取り返したいと思うのなら、次の手を打てばいいのです。それが1人の時もあるし、周りの仲間の時もある、家族の時もあります。
 
生きている限り、どんな形でも、何度でもやり直すことができます。
 
こんな壮大なことをサッカーから汲み取ってもらえるのかは、私にはわかりません。笑
 
まずは私が本気を出し、正面から彼らにぶつからないといけません。
 
変化を起こせる1週間にできればと思います。
 
今週は遠い会場で土日の活動もあるカテゴリもあり、暑い中応援本当にありがとうございました。

感情を表に出せる環境にする



私は大学で体育心理を学んでおりました。

心理的な作用が運動にどんな影響を及ぼすのかということを学んだつもりです。笑

心理的な作用というのは主に感情のことです。

感情には8つの基本感情と呼ばれる感情があります。

喜怒哀楽と言い、4つじゃないの?と思いますがプルチックという心理学者が人間は8つの感情の強弱と組み合わせ(混合感情)で自分を表現すると提唱しました。

それがプルチックの感情の輪と呼ばれるものです。


強弱とは、怒りの感情でいえば、小さなイライラから激怒までの振れ幅のことです。
組み合わせとは喜びの感情と信頼の感情を組み合わせると愛情となるといったことです。
組み合わせの感情は人間特有の高度な感情であると言われており、人間らしさといえる部分だと思います。

強弱と組み合わせは無限の可能性があるのですが、一般的にはプルチックの輪の隣同士の感情、または一つおき、二つおきの感情までが言葉で表せる感情かなと個人的には思っています。

私は感情を表に出せる選手になってほしいと思っています。
そのためには感情の輪でいう赤、黄、オレンジといったポジティブな感情を体験させて育まなければいけません。

しかし、人間は「得をしたい」よりも「損をしたくない」と考える傾向が強いと証明されております。
生存本能で「死にたくない」と考えるところからネガティブな感情は生存本能の原動力であると言われています。

子どものうちは「損をしたくない」と考える傾向が大人よりも強くはないとされています。逆に「得をしたい」と考える傾向が大人よりも強いとされています。

私はサッカーはポジティブな感情を育めるとても良いスポーツであると考えています。

採点競技のように行動が得点化されないからです。

側から見たらミスであるようなプレーでも選手はポジティブな感情を抱きプレーしていることがあります。

子どものうちにポジティブな強弱と組み合わせの感情を抱き、複雑な感情を表せられるようになるとネガティブな感情も抱くが、自分を向上させるためにと捉えられる逞しい人間になっていくのかなと思っています。

私自身、4年間学んだだけで相当浅い知識でこのようなことを書くのは大変恥ずかしいのですが、感情について倫理的に考える機会はあまりないと思いましたので、投稿させていただきました。

INFINITO SOCCER SCHOOLが所属する選手に様々な経験から色んな感情を抱き、ネガティブも理解した上でポジティブな振る舞いをできるそんな人間になるような環境を作れたらと勝手に思っております。

たまにこういったつまんないブログ書くので話長いしつまんねえなってネガティブに見て、週末、頑張る選手のプレーを見てポジティブに帰って、という感情の振れ幅を作ってください。笑

長々となりましたが、今後ともよろしくお願いいたします。

BPYCリーグ第7節vs  Love sports

 
本日はBPYCリーグ第7節vs Love sportsとのゲームでした。
 
選手に身についてきたこと、我々が良いと信じてやってきたことが実現できる形になりつつあるのかなと思います。
 
同時に新たにチームとして必要となってくること
一人一人がチームで躍動するために必要であると感じるプレーを身につけようとすること
 
この2つがまた新しく取り組まなければいけないことです。
 
特に後者については今まで特別言ってきたことではありません。
積み上がってきたことにより、一人一人の選手のできることが明確になり、その選手にしかできないプレーが出てきました。
その自分にしかできないプレーに気づき、向上させなければいけません。苦手を克服するより大切なことです。
 
通常練習では全員同じメニューを取り組むことになります。
 
通常練習の理解と自分のプレー向上の意識を同時間にやるべきであると思います。
 
家での自主練を強制はしたくありません。私は全てがサッカーになってしまうことは良いことではないと思っています。
 
でも、サッカーの時間だけは120%、それ以上で取り組んでほしいのです。
 
我々も選手がそう捉えていられるような努力をします。
 
トレーニングから理解と自分のプレーの向上の意識のために持てる力を全てを出し切る必要があります。
 
トレーニングでチーム全員が全てを出し切ってきたことを知っているから、選手同士にリスペクトが生まれたり、交代を前向きに受け入れることができたり、シンプルにプレーし続けられるスタミナがついたりするのではないかと考えております。
 
もう、全てのカテゴリーでただ走り回るだけ、ボールを追いかけるだけの期間は終了しています。
そのようなプレーも必要な時がありますが、「やるべき時にやるべきプレーを短い時間でたくさんできて、なおかつ強みを発揮できる選手」になることを目指さなければいけません。
 
ミスはいいのです。一度のミスで負けることはないのです。
 
負けたとしたらそれは結果論です。ミスした瞬間はただ相手にボールが渡るだけだったり、ゴールを取られるだけです。
また、その後プレーするしかないのです。
 
そうやって立ち上がり続けることは勝つことよりも大切なことであり、サッカー選手が観に来ている人に良い影響を与えられたりできると私は思います。
 
そんなプレーが少しずつ少しずつですが出てきました。
 
何があっても立ち上がることができる信念を持ったクラブでありたいです。
 
本日は応援ありがとうございました。
 
来週もよろしくお願いいたします。

チームワーク、力を合わせること

 

チームワーク、力を合わせること
本日はBPYCの延期分、第3節vsBANGKAPIとのゲームでした。
 
各それぞれ、出来ることが増えたからこその課題が見えました。
 
ゴールが取れそうな状況を自分たちで『作れる』ようになってきた。
 
それはとても良いことです。
 
相手のミス、偶発的なゴールも得点は同じ一点です。
 
しかし、意図的なゴールの喜びは大きく、自信になります。
 
自分たちでゴールチャンスを作り出すことにはチームワークが欠かせません。
チームワークとはなんなのでしょうか?
 
サッカーに必要なチームワークは同じ作業をみんなで一緒にやることではないと考えます。
 
各個人がやるべきことをやるべきタイミングでプレーする。そこに1人で完結するプレーはなく、常に他の選手が関わるプレーとなる。ミスや相手の攻撃に関してはゴールを守るという基準から助け合いや補完関係となる。
 
他にもたくさん要素はありますが、要するにプレーの選択肢はチームメイトが作っているということを個人が理解することです。
 
個人が行うパス、ドリブルやシュート、その他守備のアクションも全て周囲の関わりが判断の基準となり実行されるものです。
 
「ボールの行き先はボールを持っていない人が決めている」のです。
 
ボールを持っていない時のプレーでどれほどの人数の選手がボールを持っている選手に影響を与えることができているのかがチームワークと呼ばれる組織の力の一つの判断基準です。
 
なのでみんなで同じプレーをすることはほとんどありません。各個人に別々のプレーを求めます。学年の中にも差があります。
例えば、登山です。体力があり、強い子は早く山頂へ到着できます。まだ体力がない選手は速くしろと言われ、山頂に到着するのが遅れます。
そして下山になると先に到着した子は後で到着した子たちが山頂へ着くまで休めています。
遅れて到着した子たちは山頂に着いた瞬間休む間も無く下山しないといけません。
 
こんな状況で皆さんならどうしますか?
 
体力のない子をある子に合わせさせるようにしますか?それは理不尽となります。体力のない子たちにとってその登山は何の為にもなりません。その子たちにこれは何の為に登っているの?と聞かれたら、具体的に答えることができないと思います。
 
言われた通りにやればいいと考えてしまうのは、選手の成長に繋がりません。
 
なぜ体力に差があるとわかっていながら同時出発するのか、同時の下山をするのか?
 
そういった疑問を思いつく選手を作り出さなければいけません。そういった理不尽に気づいた選手に対して「確かにそうだね。どうすればいいかな」と聞けるような大人であるべきだと思います。
 
それぞれ違いがある選手たちを受け入れて、成長していく。
 
我々が育てようとしているのは「問題を気づき解決しようとする選手」です。「全てコーチの言うことを聞いて考えない選手」ではありません。
 
まずは私が選手を信頼して、本音を引き出さなければいけません。
 
本日は応援、ありがとうございました。
 
私もまた一つ年を取りました。結果はいい結果ではなかったですが、内容に希望を見出せました。いい誕生日であったと言えるように、またトレーニングしていきます。
 
また、日本では東日本を中心に台風による甚大な被害が出ていると聞いております。
皆さんの親族の方の無事を心から願っております。
 
私たちは一生懸命プレーすることしかできませんが、少しでも選手や見てくれる方に勇気や心動かされる振る舞いがピッチの上で体現できるようにしたいです。
 
スポーツの力によって前向きに生きていく、INFINITOはそんなクラブでありたいです。
 
今後ともよろしくお願いいたします。