11月30日にジラソーレカップが行われました。
バンコクサッカースクールを始め、多くの日本人チームが一同に介して集まるこの大会は、
自分がイメージしていた以上に活気のある大会で、
素晴らしいなと思いました。
子ども達にとっても大きな目標となる舞台ということで、
自然とモチベーション高く大会に臨んでくれたことも、
非常に頼もしかったです。
U-9で2チーム
U-12で2チーム
成人の部で1チームが出場しました。
僕はU-12のカテゴリーに付きっきりで、
あまり多くの試合をみてあげられなかったのが心残りです。
U-9チームは1チームは予選敗退、
もう1チームは4位という結果でした。
精一杯戦ってくれた子どもには本当に感謝したいと思います。
また、自分の力不足で高いところまで一緒に行くことが出来なかった事はしっかりと受け止めて、
次回の大会では今回以上の成績が出せるように、またしっかりと戦って行ければと思います。
成人の部に関しては、
ワタナーコーチが中心となってチームを作って戦ってくれましたが、
こちらは準優勝という結果でした。
自分自身もう少しプレーしたかったですが、
やはりコミュニケーションが円滑にとれないと難しいなということを、
自分が海外でプレーしていた時以来久しぶりに感じました!
また次回の大会では子ども達のお手本となれるように、
一ヶ月前からコンディションを作って臨みたいと思います…
最後にU-12のカテゴリー
今回自分はU-12のカテゴリーを担当させてもらうということで、
テーマとしてAチームとBチームの決勝戦を掲げていました。
チーム編成の段階では、六年生と五年生を例年に倣って分ける事など、
色々と考えましたが、
自分自身の信じる、決勝戦をインフィニト同士で戦うための最善のチームを組んで臨みました。
予選リーグは両チーム首位通過で、
理想通りの結果を出してくれました。
準優勝で惜しくもBチームは敗れてしまいましたが、
自分が思っていた以上の最高の力を今回のピッチで見せてくれたことは、
すごく嬉しく感じました。
それぞれがしっかりと成長の足跡を残してくれた事は
今後に必ず繋がることだと思います。
そして、準決勝終了後少しの時間しか無い状況での3位決定戦でしたが、
しっかりと気持ちを切り替えて、
勝ち切ってくれたことに、自分自身感動しました。
彼らの力に感謝したいと思います。
そして、Aチーム。
四年生、五年生、六年生全員の力で、
無失点全勝で決勝まで勝ち上がってきてくれました。
決勝前のミーティングではこの3ヶ月の振り返りをして、
各々が自分の成長したところを話してくれて、
そしてチームとしてインフィニトに優勝を持ち帰ろうという強い気持ちを持って決勝戦に挑んでくれました。
相手はグループステージでフリーキックからのゴールで辛勝した相手で、
贔屓目に見ても実力は五分五分といったところで、
本当に負けてもおかしくないレベルの相手でした。
しかし、決勝のピッチに選手を送り出す時には、
負けるイメージも苦戦するイメージも沸いてきませんでした。
試合が始まると、やはり内容は拮抗していて、
予選で負けた相手は失うものも無い状態ということもあり、非常にアグレッシブな戦いをしてきました。
前半終了時点で0-0の膠着状態。
前半終了時と同じセットで後半に選手を送り出しました。
僕自身の中でのイメージで、
この選手はこのタイミングで他の選手との違いを生み出せるというのがあって、
その最高のタイミングを引き寄せるために前半から戦っていました。
後半も出だしから拮抗している中で、
彼には一言だけ
「試合を決めてこい」
と、送り出しました。
その前の週の練習後に悔しくて涙を流していた彼に僕自身大きな信頼を置いていたし、
あの日の悔しい思いを乗り越えるには、この舞台しかないという気持ちで彼を送り出しました。
最高の目標を達成
そして、彼自身の力で
膠着した試合状況を打破するゴールを奪ってくれました。
コーチという立場を忘れて心の中は喜びで溢れていました。
その後も今回キャプテンを任してチームを引っ張ってくれていた選手の予選と同じフリーキックからのゴールで追加点を決め、
ベンチ入りした全員が決勝の舞台もプレーし、
無失点での優勝という、
選手自身が立てた最高の目標を達成してくれました。
最高の試合をみせてくれた彼らには本当に感謝しかありません。
試合後に保護者の方と話した時にも色々な話を聞いて、
自分自身も本当に色々な気持ちが溢れてきて、
涙を堪えるのに必死でした!
各々が今回の大会で感じたものを、
これからのサッカー人生や日常生活に還元して、
今後更に飛躍するための糧としていって欲しいと思います。
御礼
朝早くからの長丁場の中子ども達に声援を送り続けてくれた保護者の方々、
応援やサポートに尽力してくれたオフィスのスタッフのみんな、
いつもバスで送迎してくれるモニターさん、
大会を企画・運営して下さったジラソーレの皆さん、
子ども達に最高の機会を与えていただき、
本当にありがとうございました。
そして、選手のみんな。
お疲れ様。
ありがとう。
ここで満足することなく、
次のステップに向けてまた一緒に戦って行こう!