6/30 CUKI J-cup U12 3位入賞!

6/30にCan you kick it AC主催の日本人チームが出場するCUKI J-cupに参加してきました。日本人チームが集う大会への出場は初めてでしたので、私自身は緊張しておりました。
各チーム様々な目的を持って出場する中で我々はどのように大会に臨むのかを大変に悩みました。U11は対象年齢の選手が少ない中どう挑むのか、U9は初めて7人制をプレーする選手がおりどうやってプレーするのか、選手が日本人の選手同士でプレーすることをどう感じているのか、この大会でチームとして何を持ち帰るのかなどチームとしての役割と責任と現在位置の確認をテーマに臨みました。

U9は、初めての7人制の試合で健闘はしましたが、まだまだです。フットボールをプレーすることを理解してもらわなければいけません。まずはボールは偶然自分のところに来るものではないということを知ることからです。トレーニングから学んでいけたらと思います。普段7人制に慣れ親しんでいる子は適応できているのをみても、今までやってきたか、やってこなかったかの差しかなく、今後7人制に取り組むU9の伸び代は甚大なものがあり、今から期待感しかありません。また、U8の選手は上のカテゴリでこれだけプレーできるなら、今より良いサッカーができると感じました。


U11はU12で活動している選手2名が早生まれであり、今大会の対象年齢に該当していた為、参加することができました。結果は5勝1分1敗で3位、初めてのメダルとなりました。予選では優勝したチームと1-1で引き分けたりと、今までやってきたことと大会での目的を選手が徹してくれて、この結果を出すことができました。選手たちは結果を求めていました。勝利を重ねれば重ねるほど、他チームの結果を気にし始め、ミーティングも聞く、確認するということを自分からやっていました。勝っている時、調子が良い時は誰だってそうなります。目的への道筋に予測が立つからです。じゃあこれがタイ人との試合になり、一方的な状況、プレーさせてもらえない状況においてできるのでしょうか?
ここが良い選手と日本人チームとの対決ならプレーできる選手の差であると思います。
立ち止まるわけにはいかないので、歩みを止めずに進みたいと思います。


本日は雨の中応援、ありがとうございました。

TJL JUK28academy

U8はこちらが6人だったので、1人少ない6vs6でゲームをしていただきました。合わせていただいたJUK28academyさん、本当にありがとうございました。我々のせいで1人出ることのできない選手を作ってしまいました。そこに関しては申し訳なかったです。ゲームの内容については相手に通用するチームでプレーがあることにより、そこからの判断によってプレーを変えられること。ここに尽きると思います。よりよくしていきたいです。来週のThe footballは勝ち点で並ぶ首位です。なんとか、食らいついていけるようにこの一週間を過ごしたいです。


U10は、出場した選手は、とてもモチベーション高く、強度も高くプレーしてくれました。時に強度に関しては凄まじく、ピッチを走り回っていました。この頑張りを勝利へ繋げることができなかったのはとても申し訳なく、私自身歯がゆかったです。個人の質とともにチームが機能するような仕組みを作らなければ、1人の力に頼ることになってしまいます。そこをクリアにすることが必要だと強く思いました。


U12は、監督の試合に対する準備、マネジメントの問題です。選手に「勝っても何かあるわけではないのに、なぜ勝ちたいのか」を問おうと思います。気持ちだけで勝利できることは絶対にありませんが、勝利に気持ちが必要なことは多いです。じゃあ気持ちが強く出てるプレーはなんなのか。どうしたらいいのかを教えなければならないところにあるなと感じました。
「なぜ勝ちたいのか」
で選手のサッカーの勝負に対する想いを聞きたいと思います。

フットサルはこの2ヶ月でベストパフォーマンスでした。来週に向け大いに楽しみな試合を展開してくれました。子どもたちは本当に成長しています。控えではなく、メインで出続けること。勝っても負けても、大好きなサッカーを全力でプレーすることの重要性が分かります。さらに継続、積み重ねをしていきましょう!


本日は暑くて、少し距離のある会場に応援に来てくださりありがとうございました。

TJL第3節vs Cerezo Osaka Bangkok

全カテゴリに「コーチは大一番だと思っている」と伝えて臨んだゲームでした。対策までとはいきませんがやってきたことと準備して臨んだゲームでした。結果は1勝2敗です。やはり試合では100%を出し切ったとしてもできることの8割程度くらいしか出せないことを痛感いたしました。ピッチに立つプレッシャー、観客、相手が自分たちのプレーを邪魔しに来ることに慣れていないことなど様々な要因があります。それを取り除くことができなかったこと、勝利へと繋げられなかったことは私の責任です。選手は試合をする毎に良くなっています。しかしその良くなった度合いが勝利できるラインへと届いていないだけです。


選手がトレーニングでサッカーを学び、試合の中で常にゴールを奪うための複数の選択肢の中からプレーを選べるように働きかけていきたいです。
走る、戦うこともテクニックも、戦術的な動きの理解することなどサッカーは複雑な状況を我々のチームの基準でわかりやすくし、わかっているとプレーが成功しやすい。そんな中でゴールを狙う、ゴールを守る。という形でトレーニングしています。選手には特にサッカーを理解することを求めており、非常に負荷のかかることを求めております。プレー中「どうしてそこにいるのか」という問いを投げかけるようにしております。理想は置かれた状況でどうしたらいいのかわかっているというところです。


試合時間90分で1人の選手がボールを持つのは2分間くらいと言われています。Jrのゲームの試合時間はその3分の1です。ピッチの大きさを考えるとボールを触る時間は同じくらいかそれよりも少ない時間しかボールを触ってプレーすることしかできません。それ以外は全てボールがないところでのプレーになります。サッカーは大半の時間はボールを触っていない時間になります。だからこそ、ボールを触るためにどうするのかと考えるよりはゴールを奪うためにどうしたら良いのかと考える方がより頭を使います。そしてもう知っておけばより早く正確にプレーができます。ボールを触るためなら近づけばよいからです。しかし近づくと相手も近づいてきてプレーがうまくいくことが少なくなります。ボールをもらうためではなくゴールを狙ってプレーしているのか?というところを指導しております。大人でも少し考えるような状況もある中で選手はプレーをしております。
一人一人の選手のプレーの意図、ボールを持っていない時の狙いなど感じていただければと思います。


選手がサッカーをしている時間は自分が自分でいられる、仲間となら自分の全てを出しきれる、チームの一員としてプレーすることに喜びを感じられるそんなチームを目指しています。そのために選手とともに邁進したいと思っております。

フットサルリーグの方も当初に比べ良い戦いが出来ています。先制点が取れるチャンスも何度もありました。皆頑張っています。

リーグ戦はまだまだ続きます。応援よろしくお願いいたします。
暑い中応援ありがとうございました。

TJL 第2節 vs SSV academy

U8

9得点をとっての勝利。ボールを持たない時の動きができるようになってきた選手が増えてきました。攻守において陣形にバランスが出てきて、並大抵の攻撃では崩されなくなりました。また、そういった目には見えずらいプレーを一生懸命に取り組む選手がチームにいることが素晴らしいと思います。今日の試合の選手の振る舞いは完璧でした。ハーフタイムのミーティングもかなりサッカーの質の話が出来て、サッカー選手に近づいてきています。来週はセレッソ大阪戦です。熱いゲームにしたいと思っています。

U10

初勝利が見えたゲームでした。主力に頼ることは相手の力関係もあり見事に修正されました。マークの距離感を覚えたことと、攻撃時のボールを持たない選手の動きがよくできていた印象です。これはシーズンが始まってから取り組んでいた部分なので、選手と共に最適化していきたいです。大敗後に負けてから勝つまでは段階がある。失点を減らし引き分けに近づいていく、そこからゴールが生まれ勝利する可能性が出てくるという話をしました。選手はもう引き分けまで持ってくることができました。しかもゴールが生まれての引き分けです。また1週間で良い準備をします。

U12

前半と後半でここまでスコアの変化が出るということは、自分たちの準備に問題があるとしかいえません。アップからゲームまで、自分で準備することが必要です。しかし始めてゴールが取れました。美しくはなかったですが、ゴールはゴールです。

どのカテゴリにとってもこの1週間は勝負です。

U7

フットサルリーグはSangsaeb戦。リーグトップを走っているチームに対し敗戦。唯一2011年生まれの3年生をフィールドの送り込むも不慣れなディフェンスでは機能仕切れず。ただ、子どもたちは最後まで諦めずボールを追いかけ、強い相手と戦うからこそ見えてくる子どもたちの良い面がよく見えたゲームでした。

U9

U9はリーグ戦負けなしのMPAHA FC戦に対し、休みも出て厳しい戦いでした。それでも、子どもたちの全力で戦うメンタルはこの1ヶ月で育ってきていると感じます。あとはこちらの子どもたちを活かす采配が出来ればもっと良くなると確信したゲームでした。早急に改善すべき点も見つかり、U7同様、子どもたちもコーチも学ぶことの多いゲームでした。

本日は暑い中応援ありがとうございました。

U12World challenge South Asia qualify 5/24-26

U12ワールドチャレンジ東南アジア予選無事終了致しました。

結果は全敗です。私はいつかここで勝てるようになりたいと思いました。

5/24-26にバンコクのトンブリ大学にてU12World challenge 2019 South Asia qualify(https://u12-juniorsoccer-wc.com/2019/SEAQ/)に参加してきました。
周りはタイのジュニア年代を牽引するスーパークラブばかり。日系のチームは我々のみの参加でした。
我々はTリーグでもお馴染みのブリーラムユナイテッド、タイの街クラブの強豪のアサンプションカレッジシラチャ、マレーシアのInspire budak BOLA academyのグループでした。最終日の順位決定戦はコンサドーレ札幌に所属するチャナティップ 選手が運営するクラブ、でした。


Day1vs budakBOLA football academy
vs briram united
Day2vs  Assumption  College  Sriracha academy0-18(0-11/0-7)結果はグループリーグ:4位
Day3chanatip sports academy
力の差、次元の違いを痛感いたしました。

私はこの大会を通じて2点、まず1点目に、私自身相当、悔しかったです。選手が全力を出せたとしても及ばない相手を目の前にして、自分の指導力の無さ、無力さを痛感いたしました。試合後、相手のコーチにリスペクトから気を遣われる度に心が震えました。我々は未来のために負けてもいい。そういう理念を持っているクラブなので、この大会を前向きに捉えて今後に活かす。これは絶対にやっていかなければならないことです。しかし一つ一つのゲームの価値を気にかけずに「負けてもいい」をただ繰り返していくと負けることへの恐怖、嫌だという気持ちが薄れてきてしまうように思えました。この3日間、試合後、選手たちはいつも明るい雰囲気でした。どれだけ点を取られて負けてしまっても少し経てば、笑って談笑していました。私はこの振る舞いはとてもいい面もサッカー的によくない面も兼ね備えているなと感じました。いい面はポジティブで切り替えられていること、気にしていないこと。サッカー的によくない面はサッカーの勝負の価値が彼らにとってとても低いものになってしまっているんじゃないかと感じました。「勝ちたいけど負けてもいい。」そう見えました。この考え方を組織の力で「勝つために全てを出し尽くす。絶対に負けたくない。それでも負けてしまったら素直に相手を讃え、原因は後で考える。」にもっていかなければなりません。勝敗はコントロールできません。ですが、それを自らの力、チームの力でコントロールしにいくことに挑戦しなければいけません。「結果はどっちでもいい」ではたどり着く限界があるということです。この圧倒的な敗戦をどう捉え、どうシフトしていくのかは今後の我々にとってとても大切です。


2点目は子どものコミュニケーション能力、国際理解能力は高いということ。この大会に参加できて本当によかったと思った点です。東南アジアの様々な国、タイの様々な地域から集まった大会ですので、相手チームにもこの大会で戦うチームはもう2度と試合できないかもしれないという感覚があり、どのチームも積極的に他チームとコミュニケーションを取っていました。INFINITOはその輪に入れるかな…と心配していましたが、オフザピッチのところでは日に日に国際交流をしていました。たどたどしい英語を使ったり、わざと日本語を使って相手にやりとりを教えたり、ジャンケンやスマホゲームなど共通の話題で盛り上がったりとかで私もびっくりするほど、仲良くなっていました。子どものコミュニケーション能力の高さを目の当たりにしました。最終的には2日目に仲良くなったスコータイFC(Tリーグの下部組織)の選手にアイスを奢ってもらっていました。(この後、絶対に3日目いいプレーで返すと約束しました)こういった環境、経験が大切です。バンコクにはいるけど学校も日本語だし生活も苦労しないので、心地よさにより日本人との接する密度が高くなっている彼らにとって相当刺激的だったと思います。3日目にはJリーグコンサドーレ札幌に所属するチャナティップ 選手が運営するチャナティップ スポーツとのゲームでした。ゲーム前にチャナティップ 選手のお父さんと写真を撮り、また思い出が増えました。入場時にはプロ同様国際大会のアンセムが流れる中入場し、用具のチェック、セレモニーも全て英語。また試合中のレフリーも英語です。聞き取れなかったのか意味がわからなかったのか度々間違えてしまうこともありましたが、国際舞台へ放たれた選手たちはこの大会で過ごす時間で成長していきました。タイに来てよかったと思える舞台だったと思います。国際舞台に立つサッカー的な振る舞いはまだまだです。ゲームに臨む前の気持ちの作り方、セレモニー時、整列時の姿勢、写真を撮る時の笑顔の作り方、握手の仕方、試合が終わった後の振る舞いなどなど経験を通してコミュニケーション能力のある日本人を目指して欲しいです。
どんどん自分でコミュニケーションを取らないといけない、取りたいと思える環境を作っていきたいと感じました。


保護者の皆様、大切な学校の休んでまで大会の参加にご協力していただきありがとうございました。選手は一生の思い出になる経験をすることができました。
6,7月も我々にとって大切なゲームがあります。選手の中でサッカーの価値が高まり、いつかやってくる大切なゲームで全てを出し尽くせるように尽力したいと思います。
暑い中応援、ありがとうございました。