サッカーというゲームを学ぶ過程を楽しむ

サッカーというゲームを学ぶ過程を楽しむ

サッカーというゲームを学ぶ過程を楽しむ

 
今日はBPYCリーグの第5節でした。
 
この1週間は各カテゴリでゲーム形式のトレーニングを行いました。
 
狙いはゲーム形式のルールや勝利の条件を理解して、チームで攻略法を見つけ出すこと。
 
併せてボールを前に進めるための技術とポジショニングを学べるようにしました。
 
youtubeの動画は保護者の方の反響は良かったのでホッとしました。(選手のみんなには難しい漢字、字が小さくて読む気が湧かなかったと辛辣な意見をもらいました笑)
第1回なので改善していきたいと思います。
内容に関しては、徐々に脳裏に浮かぶようになってくれればと思います。
あの動画が全てのプレーの答えではないし、他にも方法があります。
しかし、あのようなビジョンで相手や仲間、そして空間を把握できるようになるということはサッカーを上達することにおいてかなりのアドバンテージになると考えます。
休む間も寝る間も惜しんで、出していけたらと思います。(youtuberって本当に大変。目指してる人は覚悟が必要)
 
さて、ゲームの話に戻りますが、今回はU8,9が勝つことができました。
ここで大事なことは勝敗という結果よりも、何故そうなったのかです。
 
U8,9はどうして勝つことができたのでしょうか?
U10は得点もでき、途中までうまくいっていたのになぜ上手くいかなかったのでしょうか?
U12は前半より疲れているはずなのになぜ後半の方がいいゲームになるのでしょうか?
 
それぞれ結果には理由があります。
 
理由を飛ばして自ら望む結果にたどり着くのはとても難しいことです。
 
結果までの過程をコントロールしようとすることが大切なことではないでしょうか?
 
サッカーというスポーツは不確定要素がつきまといます。
例えばミスが起こるタイミングがいつくるのかわかる人はいません。
自分の元にボールが来るかどうかを完全に把握することはできません。
 
しかし、ミスが起こりにくい状況を作り出すこと、自分の元にボールが来やすいポジショニングをとることは可能です。
 
不確定要素は完全な不確定ではなく、ある程度のところまでならばこちらでコントロールできる要素なのです。
 
要するに「絶対ではない」ということです。
 
選手は皆、12歳以下ですから白か黒、良いか悪いかいわば極論で理解しようとします。
 
指導者が絶妙、ちょうどいいを判断させてあげられているかが力量が試されるところなのかなと思いました。
絶妙と中途半端は紙一重です。中途半端なプレーをしている時こそ、絶妙へたどり着く寸前なのかもしれません。
 
不確定な過程のコントロールを楽しみ、不変である結果を出す。
 
難しいかもしれませんが、それが実現した際はとてつもないエネルギーが爆発するのではないでしょうか。
全員の力で前に進んでいきたいと思います。
 
本日は応援、ありがとうございました。
 
また来週もゲームがやってきます。また来週も、その次の週も。