TM BC Rachapruk academy

academy TRM

vs BC Rachapruk academy

U8は戦術的なことに取り組みました。

自陣でボールを奪ったら、GKかCBを使ってサイドを変えよう、ボールをもらった人は前に敵がいなかったら進もう。チェンジサイドの概念をやってみました。最後の3試合目に試したのですが、このレベルだと効果が絶大でした。4得点と逆転。面白かったのが真ん中で受けたCBの選手が「コーチ!おれの前にも敵いないんだけど出さなきゃダメ!?」と試合中に言ってきたこと。やると決めたことだけをやるわけじゃなくて相手の変化を見ることができていました。これもサイドを変えるという約束事をやるからわかることであって、何もない自由さだとこのようなことに気づけなかったでしょう。学びの多いゲームでした。

「先手を打って、変化を見る」というサッカーの醍醐味を感じた試合でした。

U10は中心選手に頼るプレーが見られてきました。自分のできることに挑戦する前に、プレーを放棄してしまっているなと感じました。

それではボールを預けられた選手のためにもなりません。全員が出来る限りのプレーを行い、チームを活かしていくようにすべきだと実感しました。個人の良さ、組み合わせの良さ、性格、時間帯、相手チームの強さを考えてプレーできるようにしたいと感じました。

U12は相手が強く、やりたいことができない、出来ることといえば守備をするしかないという限定的なプレーしかできない試合でした。シュートも打つことが出来ず、選手の顔色はどんどんと悪くなり、一生懸命プレーする選手が諦めてしまった選手の分カバーをしてやられたように見えてしまい損をする状況でした。

ハーフタイムに相手の状況を見て「耐える事しか出来ないけどそれでもやるよ!って人だけピッチに立ってくれ」と話をしました。

選手は楽に、自由にプレーできれば楽しい。自分たちより劣る相手を倒して楽しい、気持ちがいいと思う傾向があります。そこに楽しさを感じてしまって全力を出し尽くすことを経験せずにここまできていると感じています。

もちろん今回の相手は出し尽くせば勝てるような相手ではありませんでした。それでも出し尽くさなければ、何を修正するのか、どこまで出来たのかがわかりません。ゲームをする意味は全てを出し尽くし、自分たちの現在地を知ることです。そして次はこうしていこう、こうすれば勝てるようになる、勝利に近づくという道を切り開いていくことに楽しさを感じて欲しいです。アカデミーの選手はチームで成し遂げることに本気である選手にしていきます。

本日は応援ありがとうございました。

来週、U12はワールドチャレンジとなります。

選手、スタッフ、保護者一丸となって戦いましょう。応援よろしくお願い致します。