TJL第3節vs Cerezo Osaka Bangkok

全カテゴリに「コーチは大一番だと思っている」と伝えて臨んだゲームでした。対策までとはいきませんがやってきたことと準備して臨んだゲームでした。結果は1勝2敗です。やはり試合では100%を出し切ったとしてもできることの8割程度くらいしか出せないことを痛感いたしました。ピッチに立つプレッシャー、観客、相手が自分たちのプレーを邪魔しに来ることに慣れていないことなど様々な要因があります。それを取り除くことができなかったこと、勝利へと繋げられなかったことは私の責任です。選手は試合をする毎に良くなっています。しかしその良くなった度合いが勝利できるラインへと届いていないだけです。


選手がトレーニングでサッカーを学び、試合の中で常にゴールを奪うための複数の選択肢の中からプレーを選べるように働きかけていきたいです。
走る、戦うこともテクニックも、戦術的な動きの理解することなどサッカーは複雑な状況を我々のチームの基準でわかりやすくし、わかっているとプレーが成功しやすい。そんな中でゴールを狙う、ゴールを守る。という形でトレーニングしています。選手には特にサッカーを理解することを求めており、非常に負荷のかかることを求めております。プレー中「どうしてそこにいるのか」という問いを投げかけるようにしております。理想は置かれた状況でどうしたらいいのかわかっているというところです。


試合時間90分で1人の選手がボールを持つのは2分間くらいと言われています。Jrのゲームの試合時間はその3分の1です。ピッチの大きさを考えるとボールを触る時間は同じくらいかそれよりも少ない時間しかボールを触ってプレーすることしかできません。それ以外は全てボールがないところでのプレーになります。サッカーは大半の時間はボールを触っていない時間になります。だからこそ、ボールを触るためにどうするのかと考えるよりはゴールを奪うためにどうしたら良いのかと考える方がより頭を使います。そしてもう知っておけばより早く正確にプレーができます。ボールを触るためなら近づけばよいからです。しかし近づくと相手も近づいてきてプレーがうまくいくことが少なくなります。ボールをもらうためではなくゴールを狙ってプレーしているのか?というところを指導しております。大人でも少し考えるような状況もある中で選手はプレーをしております。
一人一人の選手のプレーの意図、ボールを持っていない時の狙いなど感じていただければと思います。


選手がサッカーをしている時間は自分が自分でいられる、仲間となら自分の全てを出しきれる、チームの一員としてプレーすることに喜びを感じられるそんなチームを目指しています。そのために選手とともに邁進したいと思っております。

フットサルリーグの方も当初に比べ良い戦いが出来ています。先制点が取れるチャンスも何度もありました。皆頑張っています。

リーグ戦はまだまだ続きます。応援よろしくお願いいたします。
暑い中応援ありがとうございました。