習慣化

フットサルリーグ第3節 

今週からは会場が変わり、ピッチも大きくなり、

求められるプレーも大きく変わる環境となりました。

 

選手達はそれぞれ練習でやってきたことを意識して、プレーしていてくれたのかなと感じました。

U-12はU-14のカテゴリーにも出場していますが、そちらでも非常に良いプレーをしていて、

前半の終盤までは、自分達のペースでプレー出来ていたと思います。

20分ハーフという中で、スタミナ不足、集中力が切れた時のプレーの質という部分の課題が露呈された試合でした。

U-12でのアスコットとの試合は、

相手選手にU-12タイ代表に選出されている選手も擁するタイ国内でも強豪であるチームとの対戦で、

相手選手の身体能力や、プレーの判断など、

自分達に無いものを持っている相手にも、

果敢に挑戦出来たのかなとは感じています。

このような強豪チームと日常の中で対戦出来るのも貴重な経験で、

これを糧に成長していって欲しいなと思います。

 

U-8、U-10に関しても、

マークやワンツーからの崩しといった、

最近取り組んでいるテーマを踏まえて、

トライしてくれている選手が多数居たので、

これが選手にとって習慣化されれば、

試合の時に大きな武器になると感じました。

そのためにも、日々のトレーニングから

トライして行くことで、体に染み込ませて

無意識の内に実行出来るレベルまで高めていかなければならないと思います。

 

どのカテゴリーにも共通していることですが、

相手の方が体がデカイ、スピードがある、技術がある

といった状況はサッカーでは当たり前のようにあることです。(これはプロの世界でも当然あります。)

大事なのは、そこで一歩引いてしまうのか、

それともその現実の中でどう戦うのか?

というところで、

一歩引いてしまえば、当然相手の実力と自分達の実力に差があるわけですから、やられてしまうでしょう。

しかし、単純な足し算で結果が出ないのがサッカーの面白さであったり怖さでもあります。

実力で勝る相手にも勝つ方法はあるし、

その可能性に向かってトライし続けられる選手が、大きな飛躍を遂げられるのではないかと思います。

 

そのためにも練習でやってきた事を実践することや、

自分の今出来ることに自信を持ってトライすること。

 

最初はなかなか結果が出ないもので、

苦しい時間を過ごしますが、

新しい物差しを作るには当然時間は必要になるし、

子ども達には、将来どんなところに行ってもブレることの無い物差しをここで作っていってもらえるように、

指導者の立場の我々も日々トライし続けたいと思います。

 

今週は久しぶりの7人制サッカーということで、

選手達の成長を試合で確認出来るのが今から楽しみです。

 

今できる事は今出来るようにすること

土日は両方試合で、

参加した選手には良い経験になったかとおもいます。

 

土曜日の試合は

U-9.U-12のカテゴリーで行われました。

両方共結果的には勝利を収めることが出来たのは収穫だと思います。

 

全員の選手が試合に出ることが出来たし、

相手が現地の方ということもあり、

日本ではなかなか経験出来ない機会なので、

本当に素晴らしい事だなと、

改めて感じました。

大事なのはこれを当たり前だと思わないで、

関わってくれるスタッフや試合をセッティングしてくれるwattanaコーチ等に感謝の気持ちを持ってプレーし、

成長で恩返しすることだと思います。

プロのアカデミーでもなかなか経験出来ない他国チームとの試合、是非今後に活きるものにするためにも、

選手各々には頑張ってもらいたいです。

 

日曜日の試合は、

どのカテゴリーも収穫あり課題ありの1日だったなと思います。

大切な事は、その日だけの経験として終わらせない事で、

必ず1日1日を次に繋げることです。

負けて悔しかったこと、

勝って嬉しかったこと、

試合にたくさん出れなくて悔しかった、

たくさんプレー出来て嬉しかった、

仲間にアシストをした、

ゴールを決められた等、

本当に1日の中に色々な出来事が凝縮されるのが、

試合の一番の魅力だと考えています。

常日頃から試合の為の準備をして、

試合でやってきた事をアウトプットして、

収穫・課題を踏まえてまたアップデートしていく。

このサイクルがサッカー選手への唯一無二の道程だと思います。

もちろん、サッカーが好き、楽しいというのが根底に無いと戦っていくのは難しい。

でも、それだけで良いのかと言えば、

決してそうでは無い。

必ず失敗や成功体験を糧にして、

自分の中のプレーの引き出しを作っていく。

試合の中の想定外を想定内にするべく準備をする。

そういった繰り返しの中で、

サッカーにおける力は育まれていくと思います。

 

もちろん出来る限り勝ちたいし、

勝たなければならないけれど、

それ以上に、しっかりとこれからのサッカー人生を豊かにするための力を育む事こそ大事にしたいなと思います。

 

どのカテゴリーもこの1ヶ月の間に少しずつ、確実に歩を進めていっているなと実感しています。

これからも一つずつ壁を乗り越えていければ良いなと思います。

 

 

そのためにも、

まずは一人の人間として、

恥ずかしくない行動を取れるように、

日頃から接していきたいと思っています。

サッカーと日常生活は切っても切り離せません。

どちらかだけ頑張っていても、

必ず頑張っていない方が足を引っ張る時が来ます。

人生における大事な時にそうならないためにも、

今できる事は今出来るようにすることを

徹底して習慣化して行きたいと思います。

 

まずは挨拶、整理整頓から!

これを当たり前に出来て初めて質の高いトレーニングをする第一歩になります。

しっかりこだわっていこう!

chut sporting9

感謝できる心ある選手へ

フレンドリーマッチ

 

今週は6つのアカデミーが集まっての、

総当りでのフレンドリーマッチでした。

相手はタイ人やその他の国の方も居る、

非常に国際色豊かな、ここバンコクならではのフレンドリーマッチだったのかなと思います。

この経験は本当に素晴らし いもので、

日本に住んで、日本でサッカーをやっていたら一生涯経験できない選手の方が多いような経験です。

それを何度も経験出来るチャンスがあることは本当に素晴らしい事で、

この経験を大事にしてほしいなと思います。

 

それと同時にこのような機会を時間を惜しんで設けてくれている、現地スタッフやオフィスで仕事をしてくれている方々に、

改めて感謝の気持ちを持たなければならないと強く感じました。

これを当たり前だと思わない、

心のある選手に育って欲しいなと強く思います。

 

試合の方は、

U-8チームは各々が楽しんでプレーしながら、

たくさんのゴールも奪うことが出来て、

非常に良い試合が出来ていたと思います。

これからもっと周りが見えるようになったり、判断が出来るようになっていけば、

どんどん良くなっていけるなと感じる試合でした。

これからもどんどん良いところを伸ばしていこう!

 

U-10に関しては快勝あり、惨敗あり、接戦ありで、

色々な表情が見られた試合になりました。

勝って喜ぶ姿やゴールを決めて喜ぶ姿、

負けて悔しがる選手、思わず涙を流してしまう選手。

それだけ各々が気持ちをもってプレーしていたんだと思います。

この時期、この年代に関して言えば、

結果ももちろん大事ですが、

未来に繋がるサッカーをすることが何より大切だと思う自分としては、

結果以上に子どもたちの姿勢やチャレンジを評価したいと思いました。

今回の経験を糧に更なるステップアップに向けて、

一歩ずつ進んでいければと思います。

 

 

最後にU-12。

トレーニングでも目に見えて上達しているのが感じられた一週間でしたが、

結果だけを見れば一勝も出来ませんでした。

これが現実だと思うし、

実力通りの結果になったと思います。

恐らく選手達自身が一番感じているのかと思います。

選手達の表情や言葉からも自分達の力が足りないといったことが感じられたので、

これを真摯に受け止めて、

今後のトレーニングに生かしていけるかが大切だと思います。

じゃあこの試合何も出来なかったのかと言えば、

そんなことは全然ないし、寧ろ収穫の多い試合だったと思っています。

体が自分達より大きくて、スピードもある。キック力があるから簡単にゴール前にボールを放り込めて、身体能力を活かしてシンプルなプレーを仕掛けてくる相手に対して、

自分達はどう戦っていくのか、

何が通用するのかを模索して、トライしながらプレー出来ていたのは素晴らしかったと思います。

少しずつ自分達で考えて、

答えに近づいていくことを楽しみにしているし、

そのためのコーチングは惜しみません!

この悔しさをバネに大きくステップアップしていこう!

 

 

まだまだみんな、

やることもやれることも星の数ほどあります!

 friendly1 friendly2 friendly (2)

大事にして欲しいこと

フットサルリーグ第一節

9月14日日曜日、

ジラソーレ主催のフットサルリーグの第一節が行われました。

 

コートが二面だったので

全ての試合をチェック出来なかったのは残念でしたが、

試合後の表情や行動に、

試合の中身も現れるものだなと、

子ども達を見ながら感じていました。

 

試合の中身に関しては、

今節は何かを言う必要は無いかなと感じています。

やり始めた事の継続・発展を続ける事に尽きると思います。

 

 

一つだけ大事にしてほしいこと。

チームを背負って戦うことの重さや責任を自覚すること。

ただユニフォームを来て試合会場で用意された対戦相手と試合をする。

そんな習慣が身についてしまえば、

責任や重圧のかかる試合で戦えるはずがありません。

バスの送迎をしてくれる運転手さん、

チームのお世話をしてくれる裏方さん、

応援してくれる保護者の方、

色々な人達の気持ちも汲んで、

ピッチの上で自分を表現出来れば、

どれだけでも上を目指せると思います

 

league

プロフェッショナルになるには

9月7日BCCとのトレーニングマッチ

結果はUー8が5-4で勝利、

Uー10が0ー11で負け

Uー12が5ー3で勝利でした。

 

Uー8に関しては子ども達なりに周りの方達の声援を一杯に受けて、

懸命にボールを追っているのが印象的でした。

子ども達の姿勢がそのまま勝利に繋がったという試合だったと思います。

 

続いてUー10ですが、

こちらは相手の方が技術的にも身体能力でも上回っているという中での試合になりました。

こちらのメンバーはほぼ3年生という編成で、

非常に厳しい戦いとなりました。

そんな中でも最後まで走り、戦おうとした選手達、

自分よりも優れた相手に立ち向かって行こうとする姿勢は、

見ている人に何かを感じさせるものだったと思っています。

もちろん結果を見れば惨敗ですが、

この結果を受け止めて前進して行くのがこれからの基準点となるのかなと思います。

Uー10に関しては、目先の結果にこだわってキック&ラッシュのカウンターサッカーを導入するの

は選択肢としては考えられるし、簡単な解決策になり得るかもしれませんが、

現状の日本サッカー界、世界の潮流の中で戦って行ける選手になってもらうためには、

体格差や技術の差を埋めるスキルを磨く事が、

未来への布石であると思っています。

子ども達の未来に繋がるスタイルのサッカーを構築して行く中で、

勝ちに行く。ということの必要性を改めて感じました。

 

最後にUー12。

前半は2対2で折り返し、

後半は急遽11人制に変わり、

時間も予定の20分を大きく上回る中での戦いでした。

後半に入る前のミーティングで8人制の試合を行う前提で修正点や目的を話しましたが、

直前での変更で難しい状況になった中でも選手達は改善点、目的を実行しようとトライしてくれました。

後半は点差以上に濃い内容でプレーしてくれたかなと思っています。

今後に繋がる内容と結果が両立された好ゲームだったと思います。

選手間の競争もあり、今後が楽しみなチームになってきたなという印象です。

 

ただ一つ言いたいのは、子ども達の未来のためにも、

オフサイドの無い試合はなんとかならないものなんだろうか…

それも糧にしてというのは簡単かもしれないけれど、

「サッカー」をする以上、最低限そこに基づいて居て欲しいなと思います…

オフサイドがあればうちのチームの失点は半分以上無かったと言える程、

無秩序なキック&ラッシュを展開されてしまいました…

しっかりと対応策を練ると同時に、

この環境を変えるべく働きかけが必要であると感じています。

自分が子どもの頃は選手がラインズマンをやって、

側でピッチの動きを見ながら走るトレーニングになる!

なんて言われながらやっていた事を思い出します…

 

最後に、

選手達にはプロを目指す以上は口だけでなく、

実際の振る舞いや姿勢、

もちろんサッカー以外の面でもプロフェッショナルになろうと常々話しています。

プロになりたいという漠然な気持ちを確固たるものにするには、

普段からの積み重ねや、健全な競争、

自分自身の自己認識の改革からなると思っています。

少しづつ、でも確実に。歩を進めたいと思っています。

 これからが本当に楽しみです。

training1

保護者の方々も大勢、応援に駆け付けて頂きました。

長時間本当に有難うございました。

写真提供も大歓迎です。

インフィニトでは、一緒にプロを目指す新メンバーも大募集中です!