ホアヒンとKoushi卒団

ホアヒンとKoushi卒団

12月20日からホアヒンキャンプに行ってきました。この1泊キャンプは、毎週休まず通ってきてくれる子どもたちへのご褒美として年に2回開催しています。毎回子どもたちの胸に刻まれるタイの思い出になってくれていると思います。我々スタッフにとっても子どもたちをよく知る機会になり、通常の指導に生かしてまいります。

スケジュール優先でなく子どもたちの命を守ることを第一に、

無事故で行ってくることを約束し、大勢の方に見送られArena出発。

第一の到着先はホアヒン孤児院。到着後、先に在校生によるタイ舞踊披露。聞けば既に長い時間を待っていてくれており、次の舞台もあるそうでアイスブレークゲームの予定変更。

微笑みを絶やさず、見ている方々に喜んでもらおうと一生懸命演技するその表情や仕草から、子どもたちも年齢が近い分、何かを感じたのではないかと思います。実際かなり真剣に見入っていました。舞踊レベルも相当なもので、何事も、極めたものには感動がある。

返礼の踊りで日本人部の生徒たち。運動会でもこんなに楽しそうに踊っていたのかなと想像できたくらい、こちらも専ら弾けるような笑顔!笑顔!!

今がその時

昼食や散策は、タイと日本の子どもたちをサンドイッチ配置。田中コーチから、今恥ずかしがってコミュニケーションとれない者は、大人になっても出来ないとの叱咤激励もあり、皆身振り手振りも交えて積極的に交流。その後に続くゲーム合戦、ドッジボール、サッカーと、行事をこなすのではなく、真の意味での子どもたち同士の交流、友情、触発をお互いに得られたのではないかと思います。

そして前日のスポーツ大会や、ナイトマーケット、夕食時のラッキードローを楽しんだ子どもたちにはもう一つのお楽しみが

ウォークラリ登山

強い風で船が出航できなくも、これには何か意味があると思いながら5グループに分け登山開始。ゲームに囚われず、チームでやること、山登りを楽しむことを肝に銘じて出発も、5ポイントの掲示を途中見つけられず、山道を引き返すグループもあり、かなり真剣でした。

昼食後の浜辺で、船を利用できず、荷物を軽量化し遊び道具を全てバスに置いてきており、子どもたちは不満タラタラ!折角のキャンプもこれで台無しかと思われたが、ここで子どもたちの創造開花!BigWaveで遊び始めた。風も収まり、遠浅、満潮どこからみても危険はなく、波だけが子どもの胸あたりまでひっきりなし。私が見ていてもなんとも楽しそうで、砂浜で子どもたちの作った造形物とともに終了の笛を吹かざるおえなかったのが、なんとも心苦しかった。でもこれで最高の、一生に亘り、忘れ難い思い出になったのは間違いない。全てに感謝し帰路に着いたホアヒンでした。

Koushi卒団

そしてこのキャンプにてKoushiが卒団、Nozomiもクリニック最終日に本帰国となりました。特にKoushiは1泊キャンプにも初参加で、もっと早くに来てれば良かった!と何度も口にしたくらい印象に残ってくれたと思います。

二人ともありがとう!これからの日本での生活の糧に、一緒に過ごした時間がなってくれたらいいなと思います!

Nozomiには他の子には無い人間的な魅力が、

Koushiにはピッチ上で懸命にゴールを目指す姿勢が。

それぞれの個性を日本でも生かして行ってください!んー、やっぱり別れっていうのは、何回経験しても慣れないなぁ。また会えると信じて、コーチも頑張ります!

本当にありがとう!